便秘薬のほとんどは、腸を刺激して蠕動運動を活発にさせたり、便を軟らかくして膨潤させたりして、排便を促すものです。ところが現代人は、腸の働きが弱っている「仮性便秘タイプ」の人が多いので、腸を刺激することで無理やり動かして排便を促す方法だと腸に大きな負担がかかり、腹痛や下痢をはじめ、ひどくなれば虚脱感さえ出てきます。
また、便秘薬の使用で注意しなければならないことは、習慣性の問題です。
いつも薬で刺激して腸を動かして排便させていると、怠けている腸がますます自分の力で動けなくなってしまいます。
☆便秘の原因は腸だけの問題ではありません!いろいろな原因に合わせた
便秘対策が必要です。
ガッチリ筋肉質型の比較的体力のある人におこる便秘です。腸の働きが強すぎて、カッカと熱を持ってしまって、その熱で便の水分が奪われてしまうために腸内の便が硬くなりスムーズに動けなくなり便秘となります。腸自体は強いので、下剤で無理矢理押し出しても平気なタイプですが、2日も排便できないとのぼせたりして不快感があります。
腸が怠けていて便を送り出す力が弱っている人に起こる便秘です。3、4日排便
できなくても、のぼせたりせず気にはなりませんが、一方、下剤などを使うと腹痛がしたり下痢になったりと、弱い腸に負担がかかってしまいます。冷えたり、体力が低下しがちな現代人に多い便秘です。また、一般に腹部臓器が複雑で血行不良になりがちな女性がおこしやすい便秘であるともいえます。